梅雨の時期は毎日雨といっても過言ではないくらい雨ばかりです。
雨が多いと様々な点検や対策が必要となってきます。
タイヤの点検、ワイパーの点検、ガラスの撥水コーティングなどが必要です。
どれか一つでも異常があると事故の原因になります。
雨が続くと車が汚れてしまう原因になります。
今回は車の雨対策、梅雨対策、自分でできるガラスコーティングについてご紹介させて頂きます。
車の梅雨対策には以下のようなことが考えられます。
タイヤの点検
梅雨の時期には路面が滑りやすくなるため、タイヤの溝の深さや摩耗状態を点検し、必要に応じてタイヤを交換することが大切です。また、タイヤの空気圧も適切に調整しておきましょう。
溝の深さ
梅雨時期は路面が滑りやすくなるため、タイヤの溝の深さを確認してください。法定溝の深さは1.6mm以上とされていますが、路面状況によっては深さが足りない場合もあるため、特に雨天時には2mm以上の溝の深さがあるタイヤを装着することをおすすめします。
タイヤの交換時期
タイヤの寿命は溝の深さだけではなく、年数によっても決まっています。タイヤは5年から6年程度で交換することが推奨されています。また、走行距離が多い場合は短期間で交換が必要になることもありますので、タイヤの状態を定期的にチェックすることが大切です。
タイヤの空気圧
タイヤの空気圧が適切であることは、梅雨時期に限らず常に重要です。適切な空気圧を維持することで、タイヤの寿命を延ばし、燃費の向上にもつながります。車種によって適正な空気圧が異なるため、車両の取扱説明書を確認して適切な空気圧を設定しましょう。
ワイパーの点検
ワイパーブレードの状態を確認する
ワイパーのブレードが劣化していると、濡れたウィンドウガラスを拭き取る能力が低下し、視界不良の原因になります。ワイパーブレードは定期的に点検し、異常がないかを確認しましょう。もし問題があれば、早めに交換することをおすすめします。
ワイパーゴムの交換
ワイパーは雨天時に車の視界を確保するために非常に重要です。定期的にワイパーのゴム部分を確認し、摩耗している場合は交換することが必要です。
また、オートバックスなどで撥水効果のあるワイパーゴムも発売されていますのでそちらに交換すれば雨天時の視界もより良好になります。
ガラスの撥水コーティング
ガラスに撥水コーティングを施すことで、雨水が弾いて視界が確保しやすくなります。専用のコーティング剤が販売されていますので、DIYで施工することもでき一番簡単な雨対策です。
フロントガラス
フロントガラスにはガラコなどのシリコン系撥水コーティング剤を塗ることが一般的です。撥水コーティング剤を塗る前に「キイロビン、ガラコぬりぬりコンパウンド」などの油膜除去剤を施工してから撥水コーティング剤を塗るとより効果的です。
https://www.glaco.jp/products/glaco_roll_on_hayadeki.html[/caption]
サイドガラス
サイドガラスはフッ素系のコーティング剤を使う方が良いでしょう。
ガラコで言うと「激速ガラコ」がフッ素系です。
サイドガラスの視界が悪いと、左右の確認は持ちろん、サイドミラーの確認もしにくくなってしまいます。
フロントガラスだけでなくサイドガラスも忘れずに施工しましょう。
https://www.glaco.jp/products/glaco_quick.html[/caption]
サイドミラー
サイドミラーの視界が悪いと後方からの他車の接近やバイクや歩行者などの確認もしにくくなります。
サイドミラー用の撥水コーティング剤を施工すると水滴がほぼ付かなくなります。
サイドミラーコートも忘れずに施工しましょう。
https://www.glaco.jp/products/glaco_mirrorcoat_0.html[/caption]
エアコンの点検
車内が湿気っぽくなる梅雨時期には、エアコンの点検が欠かせません。エアコンフィルターを交換し、エアコンの冷却効率を高めてカビや菌の繁殖を防止しましょう。エアコンがカビ臭くなった場合はオートバックスなどでエバポレーター洗浄を依頼するか、ご自身でスプレータイプの洗浄アイテムを購入して施工してください。
車体の洗浄
梅雨時期には車体にカビや汚れが付きやすくなります。定期的に洗車をすることで、車体を保護し、腐食や錆の発生を防ぎます。ガラスコーティングを業者に依頼すると10万円コースになってしまいますが、ご自身で施工可能なガラスコーティングアイテムもあります。
「シラザン50」というガラスコーティング剤は施工も簡単で自分でできるものもありますので一度参考になさってください。洗車してスプレーして拭きとるだけの簡単施工です。
ガラスコーティング剤(シラザン50)/コーティング剤 l 日本製ガラスコーティング・LEDヘッドライトの日本ライティング (zwebonlinestore.com)
以上が、車の梅雨対策の一例です。これらの対策を実施することで、車の安全性や耐久性を高めることができます。
まとめ
毎年6月~7月の梅雨の時期は雨ばかりです。
出かける際にも車を使うことが増える時期です。
車体のコーティングも忘れずに。
窓ガラスの撥水加工はマストです。
タイヤの溝が残り少なかったり、古い場合(5年以上)は雨天の際あまり無理せず走行してください。